コウノトリ人工巣塔~コウノトリの飛来・定着に願いを込めて~
投稿日:2017.07.12
概要
平成24年7月3日にラムサール条約湿地に登録された渡良瀬遊水地は、本州以南最大の湿地・ヨシ原を誇り、絶滅危惧種183種を含む貴重な動植物が生息・生育する「自然の宝庫」となっています。
小山市が推進する、ラムサール条約湿地登録「渡良瀬遊水地」の賢明な活用三本柱の一つ「コウノトリ・トキの野生復帰」のシンボルとして、また、小山市に飛来したコウノトリが留まって棲みつくよう、コウノトリ人工巣塔を設置してまいりました。
平成29年7月9日(日)大字乙女地内にライオンズクラブ国際協会333複合地区様より寄贈された4基目のコウノトリ人工巣塔が設置され、除幕式を実施いたしました。
除幕式にはライオンズクラブ国際協会333複合地区の皆様や、公益財団法人日本野鳥の会会長柳生博氏など多くの皆様にご臨席を賜り、最寄りの小山市立乙女中学校の生徒や小山市立乙女小学校の児童も参加し、盛大に実施されました。
引き続き、小中学校の児童・生徒の環境学習に活用していただくとともに、市民の皆様にもコウノトリ見守りのご協力をいただき、市としましては、将来飛来したコウノトリが定着できるよう採餌・営巣環境の整備を進めてまいります。